約 2,801,088 件
https://w.atwiki.jp/ranobemagic/pages/502.html
逆さ吊りの映画館(ニンギョウがニンギョウ) 逆さ吊りの映画館 土地 (T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。 (2),(T):[[クリーチャー]]1体を対象とする。ターン終了時まで、そのパワーとタフネスを入れ替える。 パワーが0の対戦相手のクリーチャーに特に有効。
https://w.atwiki.jp/mortal-kombat11/pages/54.html
TOWER OF TIME
https://w.atwiki.jp/goldkai1/pages/150.html
Tower of Muscles Treasures Encount and Enemies Map DataMap1 Wandering Salesman Map2 Map3 Map4 Map5 Map6 Treasures Location No. Item Note Map6 a Blood Sword Obtain after the boss battle Encount and Enemies Max = Max Enemy Numbers Lv = Average Lv of enemies in the area 1st = First limit of steps 2nd = Second limit of steps Location Max Enemy1 Enemy2 Enemy3 Enemy4 1st 2nd Lv Note Map2 3 Caim Death Doranha 30 60 6 No encount after the boss battle Map3 3 Caim Death Doranha 30 54 6 〃 Map4 3 Caim Death Doranha 30 55 6 〃 Map5 3 Caim Death Doranha 35 64 6 〃 Map6 Swordsman Boss Talk to an NPC Map Data Map1 Wandering Salesman Picture No. Details Note 1 To Training Port 2 To Map2 A Wandering Salesman Item Price Roundel Dagger 300 gahme Kris 500 gahme Stiletto 800 gahme Poison Sword 1,000 gahme Ladle 100 gahme Baton 300 gahme Glass Staff 600 gahme Hand Axe 160 gahme Morning Star 380 gahme Light Leather 250 gahme Hard Leather 600 gahme Chainmail 1,500 gahme Circlet 480 gahme Helmet 600 gahme Heka Fruit 40 gahme Maka Fruit 80 gahme Map2 Picture No. Details Note 1 To Map1 2 To Map3 Map3 Picture No. Details Note 1 To Map2 2 To Map4 Map4 Picture No. Details Note 1 To Map3 2 To Map5 Map5 Picture No. Details Note 1 To Map4 2 To Map6 Map6 Picture No. Details Note 1 To Map5 a Blood Sword Obtain after the boss battle
https://w.atwiki.jp/mtgflavortext/pages/7786.html
敗北が間近で指揮も不十分になったとき、すべての目は一つの方向に向けられる。 When defeat is near and guidance is scarce, all eyes look in one direction. 統率者 統率者2013 統率者2015 統率者2016 統率者2017 統率者2018 統率者2019 統率者2020 ゼンディカーの夜明け統率者デッキ 統率者レジェンズ イニストラード:真紅の契り統率者デッキ 神河:輝ける世界統率者デッキ 兄弟戦争統率者デッキ 統率者マスターズ エルドレインの森統率者デッキ サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ モダンホライゾン3統率者デッキ 「この塔に近付くものはひざまづくがよい。さもなくば灰になり、風に乗って去ることになる。」 ――老いたる者、ガドウィック "Approach my tower on bended knee or depart from it as ash upon the wind." ――Gadwick, the Wizened エルドレインの王権 カルドハイム統率者デッキ 統率者2021 フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキ ニューカペナの街角統率者デッキ 団結のドミナリア統率者デッキ ファイレクシア:完全なる統一統率者デッキ 機械兵団の進軍統率者デッキ イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ カルロフ邸殺人事件統率者デッキ "Absolute power is the only true authority. Anything less is a lie told by the weak." ――Garruk Wildspeaker Commander Collection Green There is a place apart from this world, a rift where pretense falls away and champions find their glory. Secret Lair Drop "It's a bit much, I know, but it reminds my visitors who really holds the power here." ――Davriel Cane Commander Collection Black ダーラグの塔には一生暮らせるだけの宝物があるが、その一生を劇的に縮める罠も多い。 Durlag's Tower is filled with enough treasure to last a lifetime, and enough traps to drastically shorten that lifetime. 統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い What did you do to the Zero Point? Secret Lair Drop ティラニッドの侵略の最終段階で、膨大な毛細塔群がバイオマスを軌道上で待つ群巣艦まで吸い上げる。 In the late stages of a Tyranid invasion, vast capillary towers funnel biomass to the Hive Ships waiting in orbit. ウォーハンマー40,000統率者デッキ 舞台は呪術師らの惑星、恐怖の眼の中に位置する一眼巨人の塔が赤きマグヌスの要塞である。 On the Planet of Sorcerers in the Eye of Terror lies the Tower of the Cyclops, the redoubt of Magnus the Red. ウォーハンマー40,000統率者デッキ 「この惑星で守備網が最も強固なこの場所が決戦場だ。」 ――マルネウス・カルガー "The war will be decided here, where the planet's defences are strongest." ――Marneus Calgar ウォーハンマー40,000統率者デッキ Millions of years of history forged, forgotten, and transformed. Secret Lair Drop 西四が一の庄のホビットたちの話によれば、その塔のてっぺんに立つと海が見えたという。しかしその塔に登ったホビットのことは知られていない。 The Hobbits of the Westfarthing said that one could see the Sea from the top of that tower; but no Hobbit had ever been known to climb it. 指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ 「この辺りの責任者が一体誰なのかは定かではないが、どこに行けば見つかるかはかなり自信がある。」 ――放浪者コルリス "I'm not sure who's in charge around here, but I'm pretty sure I know where to go to find out." ――Corliss the Wanderer 統率者マスターズ 「廃品置場にある交番のような何か……それで時間と空間を自在に移動できるだと?」 ――イアン・チェスタトン "A thing that looks like a police box, standing in a junkyard . . . it can move anywhere in time and space?" ――Ian Chesterton ドクター・フー統率者デッキ 「重力変換装置、閉鎖。レギュレーター、起動。そして最後に……ブレーキ・オフ。いいかい?」 ――10代目ドクター "Close down the gravitic anomalizer, fire up the helmic regulator. And finally, the hand brake. Ready?" ――The Tenth Doctor ドクター・フー統率者デッキ 「タイムマシンのくせに余計なことを!『ツノをつけてくれ』なんて頼んだか?」 ――12代目ドクター "You are a time-space machine. You're a vehicle! I've never asked you to cheer me up with hologrammatic antlers!" ――The Twelfth Doctor ドクター・フー統率者デッキ 「まるでドクターのみたいね。」ペリは言った。「だが比較にならず上等なものだ、銀河を股にかける慈善家たる私同様に。」マスターは答えた。 "It's like the Doctor's," said Peri. "But infinitely superior, as I am to that galactic philanthropist," replied the Master. ドクター・フー統率者デッキ 「新種の恐竜でもっと驚かせられるわ。」 ――クレア・ディアリング "Corporate felt genetic modification would up the ‘wow' factor." ――Claire Dearing 「恐竜には誰でも驚くさ。」 ――オーウェン・グレイディ "They're dinosaurs. ‘Wow' enough." ――Owen Grady イクサラン:失われし洞窟 "Welcome back to my humble abode. Feel free to take a look around." ――Lara Croft Secret Lair Drop Cloistered deep in the heart of a distant nebula, the tower awaits its next master. Secret Lair Drop "Hate has no place here." ――Sheldon Menery Secret Lair Drop 「ニューベガスはただの街ではない。人類の脱線からの救済なのである。」 ――Mr.ハウス "New Vegas is more than a city—it's the remedy to mankind's derailment." ――Mr. House Fallout Any who stand against the tower are soon to lie six feet under it. Secret Lair Drop 渓間の森の奥深くにはバットフォークの太古の塔がある。その建物には不思議なルーン文字が刻まれている。 Deep in the forests of Valley, there is an ancient batfolk tower with mysterious runes etched into its structure. ブルームバロウ統率者デッキ 「僕とグリブルの特別な隠れ家なんだ。ここなら、悪い人たちにおそわれることはないよ。」 ――トビー "It's me and Gribble's special fort. None of the bad things can get us in there." ――Toby ダスクモーン:戦慄の館統率者デッキ 【M TG Wiki】 名前
https://w.atwiki.jp/nserver/pages/23.html
N Server NPC Broadcasting Tower This is an "Unofficial" English supportive website for N Server . ( DISCLAIMER )(El sitio sólo está disponible en inglés / O local só está disponível em inglês) This site or the author here of is in no association with N Server , its Owner(s), Administrator(s), GM(s), or GMS(s). Please read the Server Rules for fun and fair gaming BEFORE start playing. *** N Server NPC Broadcasting Tower *** Some NPC names are in Japanese, you cannot /target, you have to click the NPC. Most of NPC dialogs are still in Japanese.(NPC with English menu works with English client) Some Japanese Menu works with English client.(English client cannot display the fonts, you can still click some menu) NPC names in alphabetical order. Name(L2J) Menu Works withEn Client Description Broadcasting Tower EN Y Weapon/Armor NPC. Fully functional with English client.You can purchase almost anything up to S grade. The Best GM shop for English Client. Toon Dialog Click "Einglish" for English. English Menu Inside "weapon" *"Cane" is probably meant to be "wand." Inside "Other" no pic here UP NPC HOME ©2009 N Server "Unofficial" English Guide http //www29.atwiki.jp/nserver Edit 申し訳ありませんが、link_ref プラグインは提供を終了し、ご利用いただけません。
https://w.atwiki.jp/tyrant/pages/430.html
Mortar Tower 種族:Imperial パック:Terminus レア度:Common 待機:2 体力:4 能力:WallJamStrike 2 on Attacked Terminusパックから、もしくはMission 213クリアの報酬で獲得可能。 Commonの割りに待機時間が短く強力なJamと、 Fear対策として有用なStrike 2 on AttackedのWallを持つ。
https://w.atwiki.jp/jisakurowa/pages/30.html
TOWER ◆EGv2prCtI. 住宅街は不気味に静まり返っている。 家のシルエットだけがはっきりと見え、人気は無い。 例え人が居ようとその状態は変わらないだろう。 しかし、それでも朱広竜(男子二十番)はその程度のことを気にも止めなかった。 今は灯らない街灯、見えている全ての家の窓は明かりすら見当たらない。 それはほとんど卜部悠(女子二番)に聞いていた通りだった。 人に見捨てられた島――正に、遊戯を始めるのならば最適の場所だ。 外部からの連絡はとれないし、それに――とる必要も無い。 広竜は、ある殺し屋の組織の一員であった。 一つ社会の流れにおける邪魔な人間を排除する、そんな役目だ。 広竜も幼い頃からその為の苛烈な訓練を受けている。 もちろん、そんな立場の人間がこんな暢気な国の留学生として在席しているには理由があった。 香港における国際貿易での関係上、この国での活動も重要だったのだ。 今月になって伝えられた新しい任務は、この国のある財閥の社長の暗殺だった。 香港ならず様々な海外の各地に支部を並べる程の会社だ。 紫苑財閥と呼ばれる財閥の、親会社のその社長は香港の大企業九龍実業を買収しようと持ち掛けていた。 それは、裏で広竜の組織のパトロンとなっている会社だった。 ここで他の国の会社の傘下に入っては資金面において面倒になる。 ――そこで、広竜がその社長を始末することとなった。 社長の行動を調べている内に分かったことがある。 週に一度、必ずある場所に行っているのだ。 それはサーシャ(女子十六番)の家だった。 姓が紫苑社長とは違かったのでその点についてはやや疑問を抱いたが、サーシャと紫苑社長が庭で笑い合っているのを見かけていたので親しい間柄だと言うことは理解出来た。 ともかく――暗殺を狙うのなら、サーシャの家に居る時間しか無い。 いつもはシークレットサービスだか面倒な連中が周りに居るが、サーシャの家に行っていた時は警護をつけていなかったのだ。 そしてようやくその機会が巡ってきた。 こんなくだらない修学旅行を終えたら後は実行に移る、それだけだった筈だった。 ――だが。 まさかこんな面倒なことに巻き込まれるとは思わなかった。 この首輪――今は昔、訓練の時に身につけられていたようなそれに近いものは、あの若狭と言う教師の手によって容易に爆破出来てしまう。 現に、口を出したラトが首を吹き飛ばされて殺されている。 広竜なら若狭程度のひ弱い凡人ならあっさりと死に至らしめることが出来るだろう。 しかし――首輪の解除方法もはっきりとしない当座、若狭を此処で殺すべきではなかった。 それに、あの場に居なかった三人の女生徒も気になる。 その三人が若狭と組んでいないとも限らない。 もし、裏に三人が、いや、若狭以外の何者かが居たとしたら、若狭を殺したところでその誰かに首輪を起動させられてラトの二の舞になるだろう。 そう言えば――首輪を爆発させられたあの猫族、ラトは自分にとある話を持ち掛けてきたこともあった。 「ねえ、広竜君」 休憩時間を利用して宿題として出された実に単純な数式の列を机の上で解いている最中、クラス委員のラトが声をかけてきた。 この前、何処かの馬の骨と遊んでやったところをクラスメートの女子生徒に見られていたので、その件についてかも知れない。 ここで面倒を起こす訳にもいかないので、広竜は淡々といつもの演技を始めた。 「なんですか?」 ラトは髭を引き付け、耳を垂らしながら続ける。 「いや、ただ――」 ――言いにくいのなら初めから言わなければ良いのに。 そう思いながらも、広竜はラトの次の言葉を待った。 「君は――サーシャさん、いやサーシャさんが大事に思っている人に何かをしようとしているね」 広竜はほんの一瞬、その時だけ焦りを感じ――しかし、広竜がそれをちらと目元の僅かな痙攣と言う形で出す前に、ラトはまた話し始めた。 「それは、例え彼女が悲しい気持ちになったとしても、君にとってしなければならないことかもしれない。でも」 ラトは一旦言葉を詰まらせ、少し躊躇した後、口を開いた。 「でも――でも、どうか彼女だけは傷付けないで欲しいんだ」 そこで、ラトは一方的に話をやめて去っていった。 恐らく、ラトは自分の正体に気付いていた。 気付いていたが――完全に自分を止めようとはしなかった。 それ以来、ラトには十分警戒していたが、しかしそのラトはもう死んでいる。 その素振りは見せていたが、サーシャに思いを寄せていた事実を残して。 ――だからなんだと言う話なのだが。 広竜はなるべく明かりを点けずに移動することにした。 無理に若狭に逆らう必要も無いので最後の一人にはなるが、しかし自分から積極的に他人と接触する気は無い。 自分に渡されたデイパックの中に入っていたのは鉄製のヌンチャク(今はズボンの脇に仕込んである)だが、他の生徒には銃が支給されている可能性もある。 迂闊に近付いて攻撃されるのも危険だ。 痛め付けるのは好きだが、襲撃されて負傷する事態は避けたい。 だが――もし、相手を一方的に屠る機会があるのならば―― ばたり、と、何か木製のもの、柵か何かが道端に倒れる音がした。 広竜はその方向に顔を向け――小さな光が、こちらに射し込んで来た。 そして、認めた。懐中電灯を左手に持ち、家の柵を押し倒して出ようとしているトマック(男子二十一番)の姿を。 あの、一々熱苦しい狼族だ。 トマックは一瞬だけ広竜をきょとんと見てしばらくはこちらを見ていたのだけれど、何かを確信したかのように口の端を歪めて右手の何かを振り上げた。 そして、倒した柵を踏み込んで右手を突き出してきた。 ぎらりと、ほんの一瞬だけ刃らしい物が月明かりを跳ね返した。 しかしその時には、もう広竜は身を屈めてヌンチャクを振り抜いていた。 ヌンチャクの先端がトマックの刃――文化包丁を根元から折り(あっさりと折れた)、トマックが思わず手を押さえた。 ――トマックが殺し合いを始めようとしたのは意外だった。 恐らく恐慌を起こしているのだろう。 叫び声でも上げながら逃げ出すのかと思ったが、もちろん、広竜にはそんなことは関係ない。 すかさず、広竜は空いた片手をマックの顔面に向かって貫手の形で飛ばした。 顔の皮膚を幾分抉った後に、ずぶ、と粘着質な何かに指の先が入り込んだ。 それが伝わった時、形容しがたい興奮が湧き出し、広竜は笑いを浮かべた。 「ぎいいいい!」 絶叫が上がった。 構わず広竜はトマックに刺さったままの指とまだ入っていない親指でトマックの顔を掴み、左膝で腹を蹴り上げた。 悲鳴が途切れ、息が洩れるとトマックは身体を揺るがせ、そのまま広竜の指が目からずるりと抜けた瞬間に道路に背を付いた。 落ちて地面に転がった懐中電灯の光でそこだけスポットが当てられた顔は、もう縁が真っ赤になった右目とその下に伸びる傷から噴き出す血が白い毛にかかって、不気味なとぎれとぎれの網目の模様を絵描いている。 「あああああああ」 トマックは右目を押さえて全身をただ何度も半回転させていた(その度に地面に血が振り撒かれた)。 薄笑いの表情を変える事なく、広竜は再びヌンチャクを振った。 もう一撃、ヌンチャクで頭を―― 突如、ばきん、といった感覚と共に広竜の手からヌンチャクの半分の重量が消失していた。 それから一秒もしない内にここから少し離れた闇の中で金属音がした時、ようやく広竜は笑うのを止めて理解した。 ――二つの棒を繋げていた鎖が、壊れたのだと。 理由は分からない。 しかし事実、もはや手に持っている鉄棒にもう一つの鉄棒が吊り下がっている感覚は無い。 もう、支給された広竜のヌンチャクはただの短い金属性の棒きれになってしまっていたのだ。 一瞬で起きた予想だにしない出来事に広竜が動きを少しだけ止めた時、またも突然視界に光が入ってきた。 顔を振り向いた広竜の十五メートル先、誰かが立っている。 顔は見えないが、スカートを履いているのは見えたので、光を出している懐中電灯を持っているのが女子であることが分かった。 そしてその光は広竜と、倒れたトマックを照らしている―― 「あ、あたしだってやる時はやるんだから!」 急に、その女生徒が叫び声を上げた。 声は、松村友枝(女子二十六番)のものだった。 教室で悲鳴をしつこく聞いているので、その点に関しては間違いなかった。 友枝らしい影は懐中電灯を落とすと、何かをポケットから取り出した。 そして、ピン、と言う金属と金属が擦れ合う高い音が響くと、何かが友枝の足元に落ちてきて懐中電灯の光を遮った。 情報を総合して結論を出した時、広竜は家の角に向かって走り出した。 もしかして友枝は最後まで気付かないままだったかも知れない。 その内に、空気が膨れ上がった。 「あ――」 友枝の僅かなうめき声と共に、強烈な爆音が住宅街に響いた。 続けて二回、同じように小規模の爆発が巻き上がった。 悲鳴を上げる間もなかった。 松村友枝の肉体はそれらの爆風を受けて粉々に四散し、道路のコンクリートが弾け飛び、周りの家の壁にそれがめり込んだ。 そしてミンチになって飛び散った友枝の肉が焦げてそのまま奇妙な香りを放ち始め、ただぷすぷすと黒煙を上げた。 既に広竜の姿はその場に無く、運よく友枝に支給された三つの手榴弾の爆発にも巻き込まれず破片にも当たらなかったトマックだけが、その場に取り残された。 それら全ての結果が松村友枝の持つ元々の不運な雰囲気がもたらしたものだったのか、たまたま偶然が重なり合ったのか、もはや誰も知るよしも、無い。 「……」 顔を半分覆ったマスクが特徴的な和音さん(二十七番)は、朱広竜らとは五十メートル程離れた民家の二階の窓から身を乗り出して双眼鏡を覗き見ていた。 ――少し先の、まだ燃え尽きない炎が上がっている場所を。 そして、ほんの数分前の一部始終を。 松村友枝が死んだことについては好都合だった。 友枝にこのマスクの下の醜い傷痕を見せてしまっていたのだから、かえってその点についてはよかった。 しかし、朱広竜のような人物が居る事については用心しなければならない。 そう――二階堂永遠(女子二十二番)を出し抜く前に殺されては意味がないのだから。 二階堂が何かを企んでいたのは前から分かっていた。 挙動、口調、様子、雰囲気、最初から異質のものを感じていたが、ここ最近それが強まっていたのだ。 二階堂だけではない。 テト(女子十九番)も、卜部悠(女子二番)も同じだった。 二人とも、明らかにクラスメートに対する目付きが変わっていた。 つまり――裏には、あの三人が居るのだ。 特に、二階堂永遠。 どうやって内面を除こうと、決して本質を見せなかったクラスメート。 そんな二階堂に、和音さんはいつの間にか静かな対抗心を燃やしていた。 のめり込むものにはとことんのめり込む――それは自分の生まれながらの性分というものなのだろうか。 「って言うかさ」 そう考えている時に、後ろから声をかけられた。 眼鏡の位置を調整しながら追原弾(男子五番)が、しかめた顔でこちらを見ていた。 「なんでお前がさっきから俺と一緒に居るんだ!?」 「……さあ」 ――このレプリカント、追原弾だってそうだ。 外側ではこうやって他人を拒絶するように振る舞っているが、実際は他人を気遣っている。 何故常に悪態をつけ続ける必要があるのかさっぱり理解が出来ないが、しかし少なからずプログラムに淋しがり屋だとか、そんな部分を持ち合わせているのかも知れない。 「もういい、勝手にしろ!」 癇癪でも起こしたかのように叫ぶと、弾はその場に座り込んでしまった。 和音さんはその行動の裏を読めていたので、見えないマスクの裏、くすりと笑みを浮かべた。 とにかく今は――弾に守ってもらうしか無い。 そして、どんな手、どんな手段を使っても二階堂永遠を出し抜いてみせる。 【A-5 住宅街/一日目・深夜】 【男子二十番:朱広竜】 【1:俺(達) 2:お前(達) 3:○○(呼び捨て)(達)】 [状態]:良好 [装備]:片方だけのヌンチャク [道具]:支給品一式 [思考・状況] 基本思考:ゲームに乗る 0:積極的に相手には近付かない 1:しかし機会があれば相手をすぐには殺さず痛め付けて楽しむ [備考欄] ※トマックも爆発に巻き込まれたものだと思っています 【男子二十一番:トマック】 【1:俺(達) 2:あんた(達) 3:○○さん(達)】 [状態]:右目失明、腹部に打撲、顔右側に裂傷、恐慌 [装備]:折れた文化包丁 [道具]:支給品一式 [思考・状況] 基本思考:恐慌 【A-5 民家の二階/一日目・深夜】 【女子二十七番:和音さん】 【1:私(達) 2:あなた(達) 3:○○さん(達)】 [状態]:良好 [装備]:双眼鏡 [道具]:支給品一式 [思考・状況] 基本思考:二階堂永遠を出し抜く 0:弾に守ってもらう 1:味方を集める 2:襲われたら容赦はしない [備考欄] ※朱広竜がゲームに乗ったと認識しました 【男子五番:追原弾】 【(表面上の口調)1:俺(達) 2:お前(ら) 3:○○(呼び捨て)(達)】 [状態]:良好 [装備]:不明 [道具]:支給品一式、不明支給品 [思考・状況] 基本思考:クラスメートを助けたい 0:和音さんが心配 1:他のクラスメートも心配 2:キューブと連絡を取りたい 【女子二十六番:松村友枝 死亡】 【残り48人】 ※A-5に片方だけのヌンチャク、文化包丁の刃が落ちています ※松村友枝の死体と荷物、支給品の手榴弾三つは爆散して消滅しました ※A-5から島中に爆発音が響きました(2ブロック以内ならはっきり聞こえます) 時系列順で読む Back スレイヴマスター Next Broken Arrow 投下順で読む Back スレイヴマスター Next Replicant Killer GAME START 朱広竜 Broken Arrow GAME START トマック Deperted GAME START 和音さん GAME START 追原弾 GAME START 松村友枝 死亡
https://w.atwiki.jp/shadow-aion/pages/18.html
The Tower of AION シャドウスレ Part21 pastlog21 The Tower of AION シャドウスレ Part22 pastlog22 The Tower of AION シャドウスレ Part23 pastlog23 The Tower of AION シャドウスレ Part24 pastlog24 The Tower of AION シャドウスレ Part25 pastlog25 The Tower of AION シャドウスレ Part26 pastlog26 The Tower of AION シャドウスレ Part27 pastlog27 The Tower of AION シャドウスレ Part28 pastlog28 The Tower of AION シャドウスレ Part29 The Tower of AION シャドウスレ Part30 (1/2/3/4/5/6/7/8/9/10)
https://w.atwiki.jp/ultimatecastellan/pages/709.html
Tower初挑戦~クリアまでの道のり!≫ 11/7/18 『TOWER S 5人でクリア!! -動画・SS-』 じいさんとルシちゃんの二人はS初でしたが、無事クリアできました。 山sが来てくれたからと、3階BOSSでのらすsの素晴らしい動きのお陰です。 説明も色々してくれてアリガト! (´▽`) ① ② ③ ④ ⑤ 全員のダメ表示 動画を置くページは編集方法が違うため、スタイル等設定できませんのであしからずw
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/197.html
塔――The Tower―― ◆DXXMkAYDjo どうしてこんなことになってしまったんだろう? それ以前に何が起きているかわからなかった。 「星が綺麗だなぁ……」 そんな場違いな事を言って気を紛らわす。 実際凄く星が綺麗だった。 ここは何処かの屋上でそれがスタートだった。 「何で……こんなことに」 何でこんなことなったんだろう? 私――中野梓は頭が真っ白になってしまいそう。 手を息でふいて感じた寒さを和らげる。 そして隣にあったデイバックを抱き寄せた。 全然可愛くないデザイン…… 「私何か悪いことしたかなぁ……」 私は珍しく皆で演奏の練習をやっていただけなのに。 先輩達と楽しくやっていただけなのに。 私……何か悪いことしたのかな? わかんないや 「…………殺し合い」 殺し合い。 ころしあい…… なんか……怖い。 どうして、私がこんな目に遭わないといけないんだろう。 そんなのしたくない。 したくないのに。 「唯先輩……澪先輩……律先輩……ムギ先輩……憂」 取り出した名簿に書かれた名前を見る。 部活の皆さん……そして憂。 あ、私の名前がない…… なんでだろう。 ないなら連れて来なきゃいいのに。 無機質に名前しかない名簿に文句を言う。 「うぁ……怖い」 でもやっぱり怖くて。 私は自分の体を抱きしめる。 思い出すのはあの時死んだ子。 同じくらいの子だったかな……? その人の首が……飛んで。 死んじゃって。 真っ赤の血が溢れて…… 「うぇ……ぁぁ……」 思い出したら気持ち悪い。 胃の中の物が出てきそう…… 嫌だ……あんなになりたくない。 「死にたく……ない」 涙が溢れて。 思うのは一つ。 死にたくない。 私は生きたい。 死にたくなかった。 「じゃあ……どうすれば?」 生きる為にはどうしたらいいんだろう? 私はどうすれば生きれるのだろう? 私はデイバックを探って何かを取り出す。 「……うぁ」 一言で言うなら……刃物。 大きな刃が私の顔以上は確実にある。 ……こういうの鉈というのかな? これで……人が殺せる…… 「これで……人を殺す?」 これで、人が殺せるの? 人が殺せると言うの? あの人は殺し合いをしろって。 生き残る為には殺さないとって。 「生き残る為に殺さないといけないのかなぁ……?」 生き残る為には殺さないといけないのかな…… 誰かを殺さないと…… ……いやっ! いやだっそんなの。 殺したくない。 誰かを、皆を殺したくない。 ……でも死にたくない。 私はまだ生きたい。 まだ演奏をしたい。 まだ、生きて楽しい事、沢山……したいっ! もっと……もっと! 沢山……沢山……! 「生きたい!」 生きたかった。 じゃあどうすればいいんだろ…… 殺さないと…… ……殺さないといけない? こんなどうしようもない状況で 私は……殺さないと……いけない? 「……んーと……貴方大丈夫?」 「ひぇ!?」 そんな時だった。 屋上に一つだけある扉が突然あいたのは。 その人はセーラー服を纏っている見た目私より年上の子で。 腕組みをしながら近づいてくる。 私は怖くなって、後ずさる。 殺されるのかな? ……嫌だ……! ……嫌だ! 「……ちかよらないで!」 「鉈振り回してたら……近寄れないわよ……大丈夫」 その女の人は溜息を着きながら優しそうに。 近寄れないと言いながらも近寄って。 そして 「ほら、大丈夫……名前は?」 私に無垢な笑顔を向けながら手をさし伸ばしたのだった。 ……殺さない? ……殺さないの? ……生きてられる? 私は……大丈夫? ふぇ…… 「うぇ……ぁぁぁあぁあぁあああああ!!!!」 「ほら……泣かないの……参ったな全く」 そんな呆れと。だけど優しさが篭った声に私は安堵したのだった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「落ちついた……?」 「はい……有難うございます。竹井さん」 目の前の女の人――竹井久さんは茶色い髪を風に流しながら優しそうにそう言う。 変わらず笑顔で私を落ち着かせるように。 彼女なら安心できそう…… 私は何故か嬉しくなって落ち着いてくる。 あ、でも 「どうしてここが……?」 「……んー……直ぐそこの階段が私のスタートだった」 「え?」 「つまり、聞こえていたのよ、貴方の声が」 私は愕然とする。 つまりは…… あの物騒な言葉も…… 「……という事は」 「……まぁ色々聞こえたわよ、そりゃあ。ついでに窓から姿も見えた」 「じゃあどうして……!?」 どうして逃げなかったんだろ…… あんなに危険な言葉を発していたのに。 あんな刃物持ってたのに。 「まぁ……そんな子じゃないと思ったし……簡単に言っちゃう勘かな?」 「勘……そんな勘でもし殺されら……黙って逃げちゃう方が安全じゃないですか」 「安全だけど……無視できなかったし、それに私は待ちが悪い方にかけるのが好みなんだよね」 「そ、そうなんですか……それにしても随分冷静ですね」 「反面教師。貴方が混乱してたら逆に冷静になっちゃった」 「それでも凄いです」 「学生議長……といっても解らないか。生徒会長みたいのやってるしね……まぁ修羅場は慣れてるのよ」 竹井さんは相変わらず笑みを浮かべる。 それでもやっぱり私は凄いと思った。 竹井さんはやがて、さてと句切って 「色々聞きたい事あるの。話を聞いてもいいかしら?」 「あ、はい……」 私は促されるまま彼女の言葉に頷く。 そして居住まいを整えてその言葉の続きをまつ。 やっぱり生徒会長なせいか仕切りは上手い感じだ。 「まずスタート地点は……ここだよね?」 「あ、はい」 「だよね」 苦笑いを浮かべながら次はといいながら顎に手を当て私を見せる。 私はそれに従って何が来るんだろうと思いながら待つ。 「えっと貴方の知り合いは居たの?」 「あ、はい……部活の仲間四人と友達一人が」 「名前は?」 「平沢唯、秋山澪、田井中律、琴吹紬、平沢憂です」 「成程ねー。私は知り合いって言う知り合いでもないけど……」 「……?」 私が疑問符をあげると竹井さんは片目を閉じて困った風に言う。 上手い言葉が見つからないのだろうか? 「まあ、部活での大会でこれから戦う対戦相手ね」 「成程……部活ですか?」 「そう、麻雀の……えっと……多分だけれども……天江衣、福路美穂子、池田華菜、加治木ゆみ、東横桃子の五名ね……ついでに最初に死んだ子も」 「え……?」 「……残念な結果ね」 そう言って何処か神妙な雰囲気になってしまう。 竹井さんは不味いと思ったらしく手を叩いて 「さて最後の質問と行きましょう……か……ってあれ?」 最後の質問と言いかけて止まった。 竹井さんの視線は空の向こう。 何かに気になるように屋上の柵の方へ。 身を乗り出して見つめるもまだ飽き足らないようで。 柵のを乗り越えて、少し屋根になっているような所まで行っている。 少し危ない場所だ。 「ちょっと、竹井さん危ないですよ!」 「大丈夫だって、慣れてるから」 「慣れてるって……」 「あれ、可笑しいなー……何かが飛んでると思ったんだけれども」 そう言いながら未だに空を見続ける竹井さん。 私は子供のような竹井さんを見て、溜息をつこうとして。 私は見つけてしまった。 竹井さんが柵を飛び越えた先にポケットから少し飛びしたもの。 映画で見たことあるもの。 人を殺せるもの。 そう、銃。 竹井さんは……銃を隠し持っていた。 ……え? ……なんで? 隠し持ってる必要性あるの? そんな武器を隠してる必要性あったの? わからない。 わからない。 なんで? どうして? そんな殺す道具……なんで隠してたの? ねぇ……なんで? なんで……? もしかして……? 私を殺すためなの? 竹井さんは私を殺すつもりだったんじゃ……? 違う! そんなつもりなんて無いはず! 私に優しくしてくれたっ! だから…… ……でも。 じゃあ……なんで、私に武器を隠してたの? いや、なんであんなに錯乱している私に声をかけたの? ねぇどうでして? ………………殺すつもりだったんじゃ? そうだ、良く考えれば色々可笑しい。 どうして逃げなかった?……殺せると思ったから。 どうしてあんなに冷静だった?……もう覚悟を決めていたから。 どうして早く殺さなかった?……できるだけ情報が欲しかったから。 全てが当てはまった気がした。 そう、私をどちらにしろ殺すんだ。 殺すに違いない。 そうだ、そうに違いない。 嫌だ。 嫌だ。 嫌だ、嫌だ、嫌だ! 死にたくない! 死にたくない! まだ……しにたくないっ! 殺さなきゃ。 殺さなきゃ。 殺さないと…… 殺さないと……! そう思って密やかに、まだ柵の向こうに居る竹井さんに近づく。 でも、殺せるの? 私は殺せるの? 殺せるの? いや……無理…… でも……死にたくない……生きたい…… 生きたいよぉ ねぇ……私は そして突然リフレインする映像。 それは最初に死んだ子の血飛沫。 ぁー…… いやだ…… しにたくないっ! わたしは…… 生きたい! ―――――ドンッ! ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 訳が解らなかった。 突然の浮遊感。 振り返ると黒のツインテール、中野梓の顔が。 そして、私は落とされたんだと気付く。 ……あー流石にまずったかなぁ。 殺し合いに乗ってたのかな。 元々、話しかけるのも戸惑うぐらい危うかったけれども…… でも話しかけずに居られなかった。 あのまま逃げるのが安全だろう。 自分の身を守るのならそれが絶対楽。 見過ごせば、何も降りかかるものなんて無い。 ……でもそれは私じゃない。 そんな、安全な手、良い手に乗るなんて私じゃない。 私は常に悪い待ちの乗る。 そして、あの子を助ける選択肢を選んだ。 それこそ、私、竹井久だ。 悪い手だからと……可能性が残っていればそれを選ぶ。 でも、流石に……今回はミスったかなぁ。 私としたことが………… うん……? 違う。 あの子の顔は打算とかそんな悪い顔じゃない。 泣いている、凄い純粋な顔で泣いている。 ……うん。 なら、私の待ちはまだ終わっていない。 なら、私の賭けはまだ終わっていない。 きっとあの子はそんなんじゃない。 私はここで死ぬけど……でも、きっとあの子なら大丈夫。 あの子に私の命を託せられる。 なんて、悪い待ち。 でも、終わってない、竹井久の待ちはまだ続く。 あの子が終わるまで。 終わらない。 なら……いい。 ……あーでも 「皆で……全国……行きたかった……なぁ」 ――――――グシャ。 【竹井久@咲-Saki- 死亡】 【残り61人】 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 殺した。 私が殺した。 「ぁー……」 涙が止まらない。 殺したのは私なのに。 殺されようとされたのは私なのに。 なんで、こんなに涙が溢れたんだろう? 胸を締め付けるのは罪悪感。 なんで、殺したの? 私は。 嫌だ。 嫌だ。 「嫌だよぉ……」 嫌で嫌で仕方ない。 何かが『崩壊』していくようで怖くて仕方ない。 仕方なかったんだ。 だって殺さなきゃ殺される。 だから仕方ないのに。 どうして、こんなに心が押しつぶされそうなんだろう。 「苦しい……」 苦しくてたまらない。 でも仕方ないんだ。 こんな『災害』みたいな催しに巻き込まれたんだ。 こんな『緊迫』した状況……殺さなきゃ殺される。 竹井さんだって銃で殺そうとしたんだ。 そう思って、押した時に零れ落ちた銃を拾う。 「……え?」 そして……愕然とする。 弾が…………………………入っていない? え? え? つまり…… つまり…… 殺すつもりなんて無かった? なんで? 弾も無い銃を持っていたの? ……ううん、脅すのには充分。 ……私がこんなに混乱したように。 ……でも襲われたら殺されるのに? どうして? ―――『私は待ちが悪い方にかけるのが好みなんだよね』 ……ぁー。 殺すつもりなんて……最初から無かった。 全ては善意なんだ。 私は……私は ただの『誤解』で殺したんだ。 ……あぁ 「うあぁあああああぁああああぁあああああ!!!!!!!!!」 私は……私はぁ…… なんて事をしてしまったんだ。 あぁ……あぁあぁああああ。 どうしよう? どうすればいい? 私は助けてくれた人を殺してしまった。 そんな私はどうすればいいの? 私の罪はどうすれば償えるの? どうやって? ねぇ……どうやって? 私の勘違いで。 そして、竹井さんにとって『突然のアクシデント』で死んでしまった。 彼女に罪はないのに。 じゃあどうやって……? 死んで償う? 「出来ない!……そんなの出来ない!」 死ねない。 私はただ、生きたい。 ただ、生きていたいだけなのにぃ。 嫌だ。 嫌だ。 こんなの嫌だ。 「帰りたいよぉ……」 帰りたい。 こんなの苦しいの嫌だ。 こんな苦しい『悲劇』なんて嫌だ。 私は…… 私は狂うことも出来ず。 「ぁぁぁあ……」 泣くことしか出来ない。 ねぇ私はどうしたらいいの? 苦しいよぉ…… 「生きたいよぉ」 そんな問いに答える人はもういなく。 星空の下 悲しみと絶望だけが私の胸を締め続けていた。 【G-3/南部 ビル屋上/一日目/深夜】 【中野梓@けいおん!】 [状態]: 深い悲しみ、絶望、罪悪感、健康 [服装]: 桜が丘高校制服(冬服) [装備]: 鉈、S W M10 “ミリタリー&ポリス”(0/6) [道具]: 基本支給品一式、不明支給品(0~2) [思考] 基本:????????? 0:??????? 1: 生きたい。 [備考] ※本編終了後から参戦、 ※屋上に竹井久のデイバック(基本支給品一式、不明支給品(0~2)、.38spl弾×60が放置されてます 時系列順で読む Back 求めるものはこの手に Next Magician’s circle 投下順で読む Back 求めるものはこの手に Next Magician’s circle 中野梓 046 ♪Falling reinforced concrete 竹井久 GAME OVER